FX口座開設
早朝は水曜日の豪第2クォーター悪化準備高や不動産価格指標の上振れを受けて、対フランは0.8465近辺まで年初来高値を更新し、対南アランドも80円台後半へと上昇した。
その後も同日の豪準備銀行理事会で声明から「一段のファイナンス緩和余地がある」との文言を削除したことに加えて、水曜日の豪雇用統計が相当に上振れし市況復旧予測が高まったほか、水曜日の豪準備銀行クォーターファイナンス報告書で興国の経済成長予測と長スパンインフレ予測を上方訂正したことにも支えられる中、対南アランドは強い米雇用統計を受けて興国DOWが相当高となるなど危険選好の高まりから、81.90円近辺まで年初来高値を更新した。
一方、対フランは米雇用統計の上振れを受けて、米長スパン利息が上昇したことを背景に全般的にフランロングが強まったことから、0.83台中盤へと下降したが、株高連鎖予測による危険選好と、豪経済に対する楽観的な概況を背景に、豪フランの地合いは引き続き良好とみられることから、下押し局面ではロングを考えることが得策か。
また、対南アランドは円独歩安が鮮明となっていることを背景に、年初来高値をさらに更新していく可能性が高いとみる。
→FX口座開設
FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。